働く環境

Company introduction

【大卒新卒】新設部署で新たな取り組みを牽引

VP推進営業部 / 2016年入社
片岡 亨輝

自社製品ではなく、他社製品を売る 会社にとって全く新しい部署の営業マン

入社7年目で、VP推進営業部 係長として働いています。
ここでは、会社にとって全く新しいことに取り組んでいます。
技術自慢の会社ですが、自社製品ではなく、他社製品である切削工具を売っています。

当社の製品はほとんどが受注生産です。どこかの製造工場などで、「新しい装置を作るけども、簡単にはできない金属部品がある。CHAMPION CORPORATIONだったら作ってくれるだろう」ということで御依頼を頂いています。

お客様とのお話で、「図面はこれで。表面加工はこうする。どれだけの精度・耐久性が必要になる。それらをクリアした部品ならば大丈夫だ」と決まって、自社工場で製造し、お納めします。

もし、お客様が「さらにこう工夫したい。」となれば、それにお応えしたものをまた作ります。創業以来50年以上、お客様の様々なニーズに、オーダーメイドでお応えし発展してきました。

ところが、ときには、「チャンピオンさんにお願いするほどではないけれど、ちょっと特殊な金属部品が要る。どこかやってくれるところがないかな?」といった話が出ることもありました。

そのような話があった場合は、「それだったら、あそこの金属加工会社が作っているはずですよ。」といった返事をすることになります。ただ、これだとお客様は改めてその金属加工会社に依頼を行わなければなりません。

私が所属しているVP推進部は、名前の通りvalue propositionを提供する事が主業務ですが、お客様がお困りで、更に私を信頼してくださるからこそ相談頂けると思いますので、それに応える事が使命だと思います。その結果、お客様は他社様にお願いしなくても、当社で完結させることができるようになったのです。
「チャンピオンさんにお願いするほどではないけど。」というお話が、「こんな特殊な部品が欲しいんだけど。」と御依頼を頂く事となりました。

これからを担うCHAMPION CORPORATIONのVP推進営業部

お客様・金属加工会社の両方へ専門性の高い情報を提供し、こちらから提案もします。
扱う商品に対しては自社なりの評価を下し、今後の展開なども予想し、お客様にとって一番メリットのある提案をします。
それらの結果を踏まえ、すでに持っている3600社の企業間ネットワークを生かし、取引を成立させます。これは専門商社のビジネスモデルに近いものがあります。

たった3人とはいえ、CHAMPION CORPORATIONの発展を担っているのが、私達のいるVP推進部といっても過言ではないかもしれません。部のスタートに関しては、工具や金型部品の販売の世界で長年経験を積んできた営業マンが課長としてスカウトされてきました。今の私の上司であり、師匠です。私が困った時には、一緒に営業に出て、横で営業手法を学ばせて頂いています。

「そうか、ああゆうところは粘ってもいいけれど、こういった雰囲気の話が出たら引き際にするのか」「そこまで専門知識がないと、お客様を説得できないのか」といったことを勉強させてもらっています。

私が担当するのは、愛知県あたりから四国までで、会社数にして200ぐらいあります。カタログだけでは説得力がないので、できる限り商品を持って回っています。それでも見ただけでは他社製品と変わらないので、どうやって良さを説明し、共感を得て頂けるかが簡単ではありません。

訪問先の担当者の方が詳しいこともしばしばあって、返事にもよく詰まります。
「自分はまだまだ…だなあ」と思う瞬間です。それでも、「自分からしっかりとした提案ができる営業マンになる」のを目標に、日々精進し、奮闘しています。

「インパクトがある名前」と引きつけられ、イベントブースに立ち寄る

私は大阪府岸和田市の出身です。大学では情報社会学部にいて、簿記などの会計論を学びました。おかげで数字に対するアレルギーがなくなり、今の仕事を楽にしてくれています。

就職活動の最初は銀行を中心に回っていました。地元の岸和田に支店を出しているようなところです。子どもの頃から名前を目にしているので、働くイメージを持ちやすかったのです。

ですが、就職活動の途中で、銀行以外にも目を向けてみようと思いました。というのも、学校の就職セミナーで様々なお話を聞いて、「中小企業でもいいから、なにか独特の強みを持っているところで働きたい。ニッチなジャンルでもいいから、シェアの高い商品を持っているところにしよう」と就職の作戦を変更しました。

CHAMPION CORPORATIONとは、大阪・淀屋橋で開かれた中小企業合同説明会で出会いました。その時まで社名はもちろん、どんな仕事かも知らなかったくらいです(笑)当時の社名、「チャンピオン工業」に「なんてインパクトのある名前なんだ」と引かれ、それだけでブースに立ち寄りました。